多くの人がお金のことで悩み、お金さえあれば欲しいものが手に入る、やりたいことが出来る、問題を解決できる…とお金を求めます
その結果、お金を稼ぐために、時間を失い、自宅はモノに溢れ、余裕のない毎日を送っているかもしれません
一方で、お金さえあれば全て解決するのでしょうか?
今回は、お金はあったら幸せかということについて、私なりに考えてみたいと思います
お金で手に入るもの
もの
食料、衣服、家電など、売っていれば何でも
自由な時間
趣味の時間、家族との時間、一人の時間
健康
- 運動する時間が生まれる
- 身体に良いものを食べられる
- ストレスが少ない環境に身を置ける
- より良い医療・苦痛の少ない医療を受けられる可能性がある
安全
- 防犯対策にお金をかけられる
- 丈夫で頑丈な家に住める
快適さ
- 清潔で落ち着いた静かな環境を選択できる
- タクシーに乗って移動できる
- 電気代を気にせず快適な温度を維持できる
美
- 時間があれば、ゆっくり眠れる
- 美容医療、化粧品にお金をかけられる
より良い教育
- 熱心な教育環境に我が子を置ける
- 習い事も予算で諦める必要はない
- 私立も選び放題
- 自らも何も気にせず学び直せる
こうやって書き出しても、人によってはまだまだ一部。これらを見ると、やっぱりお金ってあればあるだけ良いと考えてしまうのも無理はない
お金では手に入らないもの
過ぎた時間
過ぎ去った日々はやり直せないし、人間ある程度の寿命はある
過ぎし日の過ちは、なかったことには出来ない
思い出
後から思い出を作ることは出来ない
健康、体力
例えば80歳が、どんなにお金を積んでも20歳の体力は手に入らない
若さ
老化を遅らせることは出来るが、年は重ねていくもの
生きがい、やりがい
これはお金に関係なさそうだが、お金があれば、何に生きがいややりがいを感じるか、自分で選ぶことが出来る
豊かな人間関係
家族、友人、良き隣人、教師、上司、先輩、同僚など
どうでしょう?
医学の進歩で、そのうち若さや体力はお金で手に入るようになるかも。
人間関係も正直…語弊があるかもしれませんが、お金があった方がトラブルが少ないかもしれません
やっぱり、あればあるほど良いのか
書き出してみると、どちらの項目に上がったものも大切で欠かせないような気がしてきます
もちろん、どちらか一方を選んだり、白黒つける必要はないのです
どれも選べない、手に入れることが出来るなら、全て手に入れていた方が良いのは、誰にとってもそうではないでしょうか?
普段「私は欲しいものは特にない」と大口叩いておきながらも、箇条書きにしてみればどれも手に入れられたらどれだけ良いか…と思ってしまいました
最低限ないと、お金に振り回されることになる
ある程度のお金がないと、衣食住など生活の根幹が揺らいで、他の人が右往左往しないような場面で一喜一憂したりしてお金に振り回される状況は容易に想像できます
経済的に困難な状況だと、ストレスで頭も悪くなるって言いますし、本来の力を発揮できないような気がしますね
お金があれば、お金のことで揉めない、は本当か
よく相続で揉めるのは、相続するお金が少ない場合だといいます
億単位などの多くの遺産がある場合は、数百万程度では揉めないようですね
これは感覚的に、何となく分かります
しかし、お金のやりとりって、信頼関係の根幹部分だったりしません?
いくら自分がお金を持っていたからって、お金にだらしない人と仲良くなれるもの?
お金のやりとりを通じて見える人間性、みたいなものを見て判断している自分もいるような気がするので、この部分は半信半疑です
時間持ちになったとしても、持て余すようならば不幸?
ただ、お金があっても、大きな豪邸に一人、何もせず一日が過ぎていく…というのは何となく寂しいような気がしてしまいますね
本人がそれで良いなら、良いはずですが
ただお金があれば、興味があること何でも出来るでしょうし、意欲さえあればなんでも出来そう、ようは自分の考え方、捉え方次第でしょうか?
お金がなくて、お金を工面するためにやりたくないことをやって、馬車馬のように働くしか選択肢がない姿を想像すれば、そちらよりマシと感じる方も多いでしょう
まとめ
究極を考えるならば、あった方が良いに決まっている
こんなことは改めて考えなくても、分かっている!というような結論になってしまいました
お金の余裕は、心の余裕
お金で手に入る幸せ、入らない幸せ
自分がどこまで望んで、どこまでお金で解決するのか
莫大な富を持っているわけではない庶民(わたし)は、取捨選択してバランスをとっていくのが、自分の満足度が上がる方法です
自分の体力も時間も、もちろんお金も無限にあるわけではないので、なおさらお金にも働いてもらう投資が重要だと感じました
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