はじめに
お盆の混雑時を避けて、先日久しぶりにお墓参りに行ってきました
細かな作法は分かりませんが、ご先祖様に手を合わせ、ご挨拶をしてきましたよ
墓地は海が見渡せる丘にあるので、とても気持ちよかったです
お墓参りの往復の車の中で亡くなった人の思い出話をしたりして…それが亡くなった方を供養する大切な時間なんですかね
誰がお墓を継ぐか問題
現在の場所にお墓を移したのは10年ほど前
そして数年前に祖母が亡くなり、今後考えなければならないのが、今後そのお墓を誰が引き受け管理していくのか
一昔前なら長男が代々…となっていたのでしょうが、今はどうなんでしょうかね
みんなが結婚する時代でもなければ、子を授かることが出来るわけでもないですしね
熱心な信仰者でもない限り、一昔前の世代のように、お墓にこだわるような価値観も変わりつつあるのでは?と思います
お墓の管理費用などもかかってきますし、遠方に住んでいたり、自分の後の世代の親戚のことを考えるとこのままで良いのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか
墓じまいも視野に入る
事情があって自分の後にお墓の管理を任せられる人がいないなどで、墓じまいも選択肢に入ってきていると思います
実際、お墓に愛着があるわけではなく、管理を引き受けるのもなかなか重荷だ…と感じる人もいるのでは?
遺骨を一つにまとめて供養してくれるお寺もあるみたい
○○家の墓というのを持つのではなく、抵抗がなければ他の方の遺骨と一緒にまとめて供養してくれるような施設もあるようです
亡くなったご本人の希望で、海に散骨したりする姿もニュースで見ますよね
自分が亡くなった後に、自分の遺骨で家族を悩ますのは本望ではないです
いわゆるお墓しか知らなかったので、調べてみれば色々あるようなので、思っているよりも選択肢があるのかもしれませんね
ただし手続きや申請など色々あるようなので、墓じまいを決めたら、早く動き出す方が良いですね。遺骨を動かすのは簡単じゃないよう…
手を合わせて感謝するのは、お墓の前じゃなくても
墓じまいするなんて、薄情もの!と批判の声もあるかもしれません
しかし、墓じまいを検討している人が考えていることは、自分の後の世代の負担について
ここを誤解してほしくない、と思います
自分が亡くなった後のことなので、何もしないまま放置することも出来ます
むしろその方が簡単です
しかし、そんな中残された親戚が困らないように考えてくれているのです
これだけ海外との行き来が盛んになるなかで、この先ずっと日本にいるとは限りませんよね?
むしろ我が子や孫には、そんなことで足枷になりたくないものです
一つでも悩みや手間の種を摘んでおきたい、そんな思いやりから検討に入るのだと思います
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